施工写真を増やしても、相談が増えない。工務店や建設会社のサイトでは、「必要な人に見つかっていない」「相談に必要な情報が足りない」「相談内容と対応条件が合わない」を分けて確認します。まず1件の施工事例と、そこから相談する道筋を点検してください。
工務店の集客不足を、相談までの3段階に分けます
同じ28日間や同じ月で、検索からの訪問、相談件数、対応条件に合う相談件数を並べます。計測していない項目は「不明」と残してください。アクセスの少なさと、相談に進まない理由を一緒に扱わないことが出発点です。
- 1. 見つかる地域と工事内容が合う人が、ページを見ていますか。
- 2. 相談できる事例を読んで、費用・進め方・相談方法が分かりますか。
- 3. 条件が合う対応地域、工事内容、時期が相談者の希望と合っていますか。
| 確認する状態 | 確かめるもの | 最初の修正 |
|---|---|---|
| 施工事例がほとんど見られない | Search Consoleの検索語・表示回数・クリック数。サイト内で事例へ進むリンク | 工事内容と対応地域を正しく書き、サービス紹介から該当事例へ案内します。 |
| 事例は見られるが相談が少ない | 掲載内容と、スマートフォンでの相談画面までの手順 | 費用を左右する条件、工期、相談後の流れを補い、事例の近くに相談先を置きます。 |
| 相談はあるが条件が合わない | 対応地域外、対象外の工事、希望時期など、相談を断った理由 | 対応できる工事と地域、相談時に必要な情報を明記します。 |
住宅の新築・リフォーム・法人向け工事では、検討する人も必要な情報も異なります。1ページですべてを説明しようとせず、まず自社が受けたい工事のページを1つ選んでください。
施工事例に載せる7項目を確認します
- どんな工事か。 新築・改修などの区分と、依頼前の困りごとが分かりますか。
- 地域と対象。 公開できる地域、建物の種類、施工範囲が分かりますか。個人宅の詳しい住所は掲載しません。
- 工事の判断。 なぜその仕様や施工方法を選んだか、担当者が実際に判断した内容がありますか。
- 費用の条件。 公開できる実績額や目安の対象範囲・時点・含まれない費用が分かりますか。掲載できない場合は見積もりに必要な条件を説明します。
- 工期と生活への影響。 実際の期間や、居住しながらの工事の可否などを確認できますか。
- 実際の写真。 掲載許可を得た写真に、何を変えたかが分かる説明がありますか。
- 次の行動。 相談方法、返答の目安、相談時に伝える項目が分かりますか。
1件の施工事例を整える記載見本
以下は記入欄の例です。実際の施工内容と、公開許可を確認できた範囲で埋めてください。架空の費用や施主の感想を実績として掲載しません。
工事の概要: [地域の公開範囲]/[建物の種類]/[施工した範囲]
ご相談の内容: [施主が困っていたこと。引用する場合は掲載許可を確認]
選んだ方法と理由: [実際に採用した仕様]/[その条件で選んだ理由]
費用と工期: [公開できる実績と条件]/[期間]/[追加になる条件]
写真の説明: [この写真で確認できる変更点]
相談するとき: [対応地域・工事]/[必要な情報]/[連絡先]
複数の事例へ同じ説明を貼り付けるのではなく、その現場で異なった条件と判断を残します。写真だけでは分からない情報が、相談者の比較材料になります。
相談の入口は、事例の続きとして案内します
施工事例の末尾に「この工事について相談する」など、何を相談できるかが分かる案内を置きます。フォームで必要な情報は、対応可否を判断するための項目から選びます。例えば工事の種類・地域・希望時期です。スマートフォンで入力しにくい項目や、送信後の説明が欠けていないかも確認してください。
ボタンのクリックは問い合わせ完了ではありません。クリック、実際の受信、打ち合わせに進んだ件数を分け、営業担当と同じ数え方で記録します。
参考:Googleの有用なコンテンツに関する指針。ここで紹介するのは情報整理と点検の方法であり、順位や受注増加を保証するものではありません。
1週間で点検と修正を進める作業例
作業の順番の例です。1週間で成果が出るという意味ではありません。
| 作業日 | すること | 残す記録 |
|---|---|---|
| 1日目 | 修正する施工事例を1件選び、閲覧・相談・対応可否を記録 | 対象URL、期間、件数、不明な項目 |
| 2〜3日目 | 担当者に施工条件と判断を確認し、公開できる情報を補う | 許可の有無、修正した説明 |
| 4〜5日目 | 事例から相談画面まで、スマートフォンで点検 | 入力の負担、案内の不足 |
| 6〜7日目 | サービス紹介から事例へ案内し、変更日を記録 | 追加したリンクと次回の比較期間 |
修正後は同じ長さの期間で、閲覧と相談の変化を確認します。施工需要の季節差、広告の実施、受付条件の変更も記録し、記事だけの効果と決めつけないようにします。
よくある質問
工務店の集客ができない場合、まず何を確認しますか?
施工事例が見られているか、相談が届いているか、その相談が対応条件に合うかの3段階を確認します。分からない数字は不明と記録し、計測する場所を決めます。
施工写真を増やせば問い合わせは増えますか?
写真の追加だけで増えるとは限りません。工事の対象、費用の条件、工期、選んだ方法と理由、相談方法が伝わるかを一緒に点検してください。
工事費用を公開できない場合はどうしますか?
架空の価格を載せず、見積もりに必要な情報や金額を左右する条件を説明します。実績額を公開する場合も、その範囲と条件を明記します。
紹介や住宅ポータルをすぐにやめるべきですか?
一律には判断できません。経路ごとの費用、対応条件に合う相談、受注までの実績を確かめてください。自社サイトの改善と、既存経路の継続判断は分けて進めます。
建築会社・住宅会社・ゼネコンでも、同じ点検でよいですか?
個人の施主から新築やリフォームを受ける住宅会社・建築会社は、この記事の3段階でそのまま点検できます。ゼネコンや専門工事会社など、法人から工事を受ける建設業の会社は、検討する人と経路が違います。発注担当者が比べる施工実績の種類と規模、対応地域、保有する許可や資格、安全への取り組みを整理し、紹介や入札など検索以外の経路と分けて記録してください。
確認に使う一次資料
- Google:SEO業者を選ぶ際の確認事項(順位の約束、作業内容、説明を確認するための資料)
- ネルSEO利用規約(第2条:提供範囲/第8条:非保証と補償)
資料の確認日:2026年10月15日。過去の市場調査や自社の記録は、現在の需要や利用者の成果と区別して読みます。
自社で確認した改修例:ネルSEOの案内整理
2026年10月15日、当社のネルSEOサイトで、トップ・記事一覧・申込・業種別ページのtitle・description・H1を整理しました。例えば申込ページでは、メールの下書き作成だけでは受付が完了しないことを説明しています。
同日の公開HTMLで13ページの3項目が改修内容と一致することを確認しました。これは実施内容の確認です。検索順位・相談件数への効果は未測定で、各業種の集客成功例や利用者の成果を示すものではありません。