結論。SEO対策は自分でできる。ツール代だけ(月0〜数千円)で内製は可能だ。だが現実には9割が「本番反映と継続」で止まる。記事は溜まるのに順位が動かない——これが内製の失敗パターンだ。本記事は、SEOを売る側が利益相反で正直に書きづらい「自分で無料でやる手順」を、Web制作・広告運用22年でいまAIで実運用している当事者として、挫折ポイントとリアルなコストまで包み隠さず出す。
SEO対策を自分でやる5ステップ(無料でできる範囲)
手順そのものは特別ではない。難しいのは「覚えること」ではなく「最後まで止めずに回すこと」だ。まず全体像を置く。
- 1. 検索意図を決める:狙う検索語の人が「何を知りたい・何を解決したいか」を1ページ1意図で言語化する。例「整体 肩こり 自分で」なら"通院せず自分で和らげたい人"。
- 2. キーワードを選ぶ:無料のキーワードツール(ラッコキーワード等)で、検索ボリュームがあり競合が強すぎない語を選ぶ。最初は指名されにくいロングテール(複合語)から狙う。
- 3. ページを作る:結論を先に置き、意図に過不足なく答える。一次情報(自分の体験・実数)を最低1つ入れる。詳細はSEOライティングへ。
- 4. 本番に公開する:実際にサイトへ公開し、関連ページへ内部リンクで繋ぐ。"下書きの山"では順位は1ミリも動かない。
- 5. 順位を見て直す:サーチコンソールで反応を見て、足りない意図を追記しリライトする。これを止めずに回す。
1〜3は独学の記事や動画で十分たどり着ける。お金もほぼかからない。問題は4と5だ。
9割がここで止まる——3つの挫折ポイント
22年、何十社の内製を見てきた。自分でやって「効果が出ない」と言う人のほとんどは、やり方を間違えたのではなく、下の3点で止まっている。
① 本番反映が止まる
記事は書けても、CMSへの公開・内部リンク・構造化までの"最後のひと手間"が後回しになり、下書きが溜まる。Googleは公開されていないページを評価できない。
② 継続が切れる
SEOは1記事では動かない。意図に答えるページを積み、観測して直す——この往復を数ヶ月続ける必要がある。本業の片手間では、たいてい2〜3記事で力尽きる。
③ 効果測定をしない
サーチコンソールを見ず「上がった気がしない」で止める。どの語で何位・何回表示されたかを見れば、あと一歩の語に追記するだけで上がるページが必ず見つかる。測らないとその一歩が分からない。
自分でやる場合のリアルなコスト(正直な分解)
「自分でやれば無料」は半分正しく、半分嘘だ。金銭コストはほぼかからない。本当のコストは時間である。
| 項目 | 自分でやる(内製) | 備考 |
|---|---|---|
| キーワードツール | 月 0〜5,000円 | 無料枠でも始められる |
| 記事1本の工数 | 3〜6時間 | 調査・執筆・反映・改善の合計 |
| 順位が動くまで | 継続 数ヶ月 | 1本では動かない・積み続けが前提 |
| 最大の隠れコスト | 「続ける」工数 | ここが切れて止まるのが失敗の本体 |
つまり、自分でやって成功するかどうかは知識量ではなく「公開と改善を止めずに続けられる時間があるか」でほぼ決まる。時間があるなら内製が最も安い。無い、または続かないなら、提案書や打ち合わせ(前半工程)に払うより、本番反映まで取り切る実装に予算を寄せる方が結果的に速く安い。
株式会社オフィスVONDSは、この手順を語るだけでなく自社サイトを同じ思想で運用している。直近の自社サーチコンソール実測で、検索語「山梨 SEO対策」の表示に対するクリック率20%(実クリック獲得・観測28日)を記録し、検索からの訪問を実際に得ている。打ち合わせの回数ではなく「意図に答えるページを実際に作って反映したか」で決まっている、という当事者の観測だ。なお、サーチコンソールの平均掲載順位は実際の検索順位そのものではなく、検索結果はGoogleの判定で変動する点は正直に付記する。
出典:株式会社オフィスVONDS 自社サーチコンソール実測(2026-05)。同社は22年・上位表示達成率90%以上を掲げる、山梨県唯一の全日本SEO協会認定コンサルタント在籍企業(https://vonds.co.jp/)。
まず自分でやってみて、止まった工程だけ取り切る
自分で回せるなら、それが一番安い。続かず止まったら、同じ5ステップをAIが本番反映まで月¥10,000で取り切る。まず無料診断で「今どこで止まっているか」を可視化する。
無料SEO診断を申し込む ↗よくある質問
SEO対策は自分でできますか?
できます。検索意図の定義・キーワード選定・本文制作・本番反映・改善を回す人と時間があれば、ツール代だけ(月0〜数千円)で内製できます。ただし担当者が兼任で本番反映と改善が止まり、記事は溜まるのに順位が動かないケースが最も多いのが実態です。
SEO対策を自分でやると費用はいくらかかりますか?
金銭コストはキーワードツール代の月0〜5,000円程度で済みます。本当のコストは時間です。1記事あたり調査・執筆・反映・改善で数時間、これを継続する工数が最大の負担で、ここが続かず止まるのが内製の失敗パターンです。
自分でやって効果が出ないのはなぜですか?
多くは『本番反映と改善』で止まるからです。手順や記事作成までは進めても、公開・内部リンク・順位観測・追記リライトを止めずに回せず、順位が動く前に力尽きます。やり方を知っていることより、最後まで取り切る体制があるかが成果を決めます。
自分でやるのと外注、どちらがいいですか?
回す時間がある人は内製が最も安く済みます。続かない・止まる場合は、提案書や打ち合わせ(前半工程)にお金を払うより、本番反映まで取り切る実装に予算を寄せる方が結果的に速く安いことがあります。まず自分でやってみて、止まった工程だけ任せるのが合理的です。
出典:22年のWeb制作・SEO運用の当事者観測、および当社のAI SEO実運用に基づく。効果が出るまでの期間や順位はGoogleの判定により変動する。